自宅でダスティンホフマンの映画を楽しむ
「Runaway Jurry」(原作、ニューオリーンズトライアル、ジョングリシャム著)
ジーンもホフマンも弁護士。
ジーンのバックには、全米ライフル協会というお金持ちがついているが、ホフマンは清貧な弁護士役で、ライフルで命を落とした被害者。
ニューヨークの陪審裁判で、素人の陪審員の判断で判決が変わる。
この陪審員を選任する手続きから始まる。
実は主役は、陪審員のジョン・キューザック(アイルランド出身、アメリカ合衆国)。
陪審をそれとなく操りながら、どちらに勝たせるかをコントロールし、評決前に、ジーン側とホフマン側に、値段を交渉してせり上げる。
ジョン・キューザックが陪審員を一人一人絡め取っていくところが見物だ。
これ以上、書くとネタばれになりそうだから止めておく。
ところで、ホフマンは、卒業でブレイクしたが、晩年になってからは、弁護士役が好きなようだ。「スリーパーズ」でもしがない弁護士役をしていた。
いろいろな役を無難にこなしているが、一番演技が切れていたのは
ではないかと思う。
トムクルーズと共演。左足に障害のある自閉症の青年(いや、大人かな)。
ホフマンは、コミュニケーション障害のため、施設に入っていたが、そこの遺産相続を巡って、実の兄だというトムクルーズが現れ、トムは一銭も遺産を相続しなかったから、ホフマンを拉致してと長い旅に出た。その途中、ラスベガスでホフマンの驚異的な記憶力で大勝ちした。