エンディングノートを書こう(2)
エンディングノートを書いている。
元前に書いていればよかった自分史を書くのと同じだ。
書いているうちに、結局、「自分をほめる」文章になってしまう。
書きながら
ああ、すればよかった。
こうすればよかった。
こうしていれば今はもっと違っていた
という愚痴が出てくる。
散々愚痴と後悔を書き連ねると(いやあー思いが出てきて文章にしたくなってしまうものだ)、次には
でも、いま62歳で生きているしなあ。
長い生きは経験を増やせるから得なんだろうか。
と思うようになると、前向きな言葉が出てくる。
おれって、若いときは病気がちだったし、かぎっ子でいつも寂しい思いをしていたけど、親を喜ばせようと思って、中学時代に思い切り勉強したら、親が大喜びする高校に入学したし。
大学時代は毎日気楽に遊んでいたし。
サラリーマンになってからも、約30年以上大した成果もあげなかったが、勤め上げて平均サラリーマンよりは多めも旧臘も給料ももらっていたし。
一応、ローンもなくなった自宅があるし。
結構んもできて子供もいてくれるし。
などとしみじみと考えてします。
さて、こうして心の整理をしつつ、エンディングノートで書かなければいけないことをマニュアル本に目をやる。
1 今の財産目録を作る
2 自分の葬式をどうして欲しいか書いてみる
3 大事なものをだれにもらってもらうか、子どもに残したいメッセージを書き留めて、伝言者を決める
4 死亡後、遺体をの一部の臓器を提供するかを決める
5 意向とを遺骨をどこに埋葬して欲しいかを決めて、委託者を決める
6 遺言書を書く
などなど急がしではないか。
定年後は、心の整理とエンディングノートの作成で、暇つぶしができる。